大頭眞一[著]時が満ちて ― マルコの福音書Ⅰ 「焚き火を囲んで聴く神の物語・新約聖書説教篇」[全4冊]解説 今井裕也
2025年2月10日 刊行予定
大頭眞一[著]時が満ちて ― マルコの福音書Ⅰ 「焚き火を囲んで聴く神の物語・新約聖書説教篇」[全4冊]
解説 今井裕也
YOBEL 新書102
新書判・224頁・本体1,300 円+ 税
ISBN978-4-911054-44-4 C0216
「わかる」教えには誰も驚かない。
人々はイエスの教えに「驚嘆した」という。なぜ驚嘆したのか。なぜそれが「福音」と呼ばれたのか。現代人の心にもその驚異を再現することはできるであろうか ― 。焚き火パスター・オオズの飽くなき挑戦は舞台を新約聖書「マルコ」に移していよいよ爆(は)ぜ、燃え広がる!
今井 裕也さん
なぜ「神さまが願っていない」と言えるのか。私たちが神さまに求められていることは、何か要件を満たすこと、違反しないことではなく、関係を保つこと、共に働き共に喜ぶことである。そのようなことを大頭師は説教で一貫して語っています。……イエスさまが伝えたいことを牧師が取次ぐところの説教は、知的に理解するものではなく、感じて受け取っていくものなのですから。ああ、頭が痛い。(「解説」より)
主な目次
大頭先生、 マルコ福音書説教集 贈る言葉 上沼昌雄
バプテスマのお方(マルコ1章1 ~ 11節)
試みを受けたお方(マルコ1章12 ~ 13節)
宣言するお方(マルコ1章14 ~ 15節)
招くお方(マルコ1章16 ~ 20節)
権威あるお方(マルコ1章21 ~ 28節)
癒やすことができるお方(マルコ1章29 ~ 39節)
きよくするお方(マルコ1章40 ~ 45節)
罪を赦すことができるお方(マルコ2章1 ~ 12節)
罪人を招くお方(マルコ2章13 ~ 17節)
新しくするお方(マルコ2章18 ~ 22節)
安息日の主なるお方(マルコ2章23 ~ 28節)
いのちを救うお方(マルコ3章1 ~ 6節)
私たちに出会ってくださるお方(マルコ3章7 ~ 12節)
そばに置いてくださるお方(マルコ3章13 ~ 19節)
解き放つお方(マルコ3章20 ~ 30節)
説教者と噛み合わない校正者による解説 今井 裕也
楽譜 作詞・大頭眞一 作曲・奥野信二
「イエスは清く美しく」
協力者の方がたのプロフィール
あとがき
著者プロフィール
大頭 眞一(おおず・しんいち)
1960年神戸市生まれ。北海道大学経済学部卒業後、三菱重工に勤務。英国マンチェスターのナザレン・セオロジカル・カレッジ(BA、MA)と関西聖書神学校で学ぶ。日本イエス・キリスト教団香登教会伝道師・副牧師を経て、現在、京都府・京都信愛教会/ 明野キリスト教会牧師、関西聖書神学校講師。
主な著書:『聖書は物語る』(2013、2023)、『聖書はさらに物語る』(2015、2024)、共著:『焚き火を囲んで聴く神の物語・対話篇』(2017)、『アブラハムと神さまと星空と 創世記・上』(2019、2024)、『天からのはしご 創世記・下』(2020、2022)、『栄光への脱出 出エジプト記』(2021、2024)、『聖なる神の聖なる民 レビ記』(2021、2024)、『何度でも 何度で 何度でも 愛 民数記』(2021、2024)、『えらべ、いのちを 申命記・上』、『神さまの宝もの 申命記・中』(2023)、『いのち果てるとも 申命記・下』、『神さまの宝もの 申命記・中』(2023)、『聖化の再発見 ジパング篇』(2024、以上ヨベル)、『焚き火を囲んで聴く神の物語・聖書信仰篇』(2021年、ライフストーラー企画)、『焚き火を囲んで聴くキリスト教入門』(2023年、いのちのことば社)、『牧師・大頭の「焚き火日記」』(2024年、キリスト新聞社)、『こどものための神のものがたり』(2024年、発行:からしだね書店 発売:ヨベル)
主な訳書:マイケル・ロダール『神の物語』(日本聖化協力会出版委員会、2011、20122)、マイケル・ロダール『神の物語 上・下』(ヨベル新書、2017)、英国ナザレン神学校著『聖化の再発見 上・下』(共訳、いのちのことば社、2022)
焚き火を囲んで聴く神の物語・新約聖書説教篇
全4冊内訳 2025年全巻完結予定
新書判・平均240 頁 各巻本体1,300円+税 (税別表示)
1 時が満ちて マルコの福音書 Ⅰ
224 頁・本体1,300 円 ISBN978-4-911054-44-7 C0216〈第1回配本〉
2 わたしを誰と呼ぶか 〈第2回配本〉
3 この杯を飲め 〈第3回配本〉
4 さあ、行こう 〈第4回配本〉