大頭眞一[著]「焚き火を囲んで聴く神の物語・説教篇」何度でも何度でも何度でも 愛 ― 民数記

大頭眞一[著]「焚き火を囲んで聴く神の物語・説教篇」
何度でも何度でも何度でも 愛 ― 民数記

YOBEL 新書071
新書判・260 頁・定価1,300 円(+税)
ISBN978-4-909871-54-1 C0216

書 評

「本のひろば」2022年2月号

肉やニラが食べたいと泣き叫ぶ民と、
殺してくれと叫ぶモーセ。さて、神は?

民の怒りとモーセの憤りと神の忿怒とが三つどもえで交錯する生の現場である“ 荒野”。その困難のただ中で“ 恵み” はいかにして語り得るのか。批判は覚悟の上、あえて恵みの生一本で行くと思わず口走ってしまったパスター・オオズの現代に生きる民数記講解。

山田風音さん(「ライフストーラー企画」社主)

信仰とはカーナビではなくて「免許証」なのだ、と理解を変えていただいてきました。「海でも山でも、好きなところに行きなさい、どこへ行っても私はあなたに素晴らしい祝福を準備してあるから。その代わりちゃんと交通ルールはること」という感じ。
私たちは「み心」に束縛されるのではなく、「み思い」から自由に発想しチャレンジする存在。「長いものには巻かれろ」という日本社会の中で真に自由なクリスチャンに変えられていくことは本当に大きなインパクトになると思います。(「解説」より)

主な目次

  • ゴッド・ブレス・ユー!
  • あなたは世界の祝福になる
  • 祝福の旅に出よう
  • あなたにほんとうの祝福を
  • 謙遜に生きる幸い
  • 神がともにおられる幸い
  • 神のみことばに生きる幸い
  • 十字架に生きる幸い
  • 目を開かれて生きる幸い
  • 焚き火を囲む校正者のおまけ集 ~解説に代えて~ …… 山田風音
  • 協力者の方々のプロフィール
  • あとがき …… 大頭眞一
  • 説教ができるまで その2 …… 大頭眞一(書下し)
  • 楽譜(大頭眞一・作詞/久保木聡・作曲)

著者プロフィール

大頭 眞一(おおず・しんいち)
1960 年神戸市生まれ。北海道大学経済学部卒業後、三菱重工に勤務。英国マンチェスターのナザレン・セオロジカル・カレッジ(BA、MA)と関西聖書神学校で学ぶ。日本イエス・キリスト教団香登教会伝道師・副牧師を経て、現在、京都府八幡市の明野キリスト教会牧師、関西聖書神学校講師。 

主な著書:『聖書は物語る 一年12 回で聖書を読む本』(2013、2020)、『聖書はさらに物語る 一年12 回で聖書を読む本』(2015、2019)

共著:『焚き火を囲んで聴く神の物語・対話篇―大頭眞一と焚き火を囲む仲間たち』(以上ヨベル、2017)、「焚き火牧師と神の国の秘密」(『舟の右側』連載中、地引網出版)

主な訳書:マイケル・ロダール『神の物語』(日本聖化協力会出版委員会、2011、2012)、マイケル・ロダール『神の物語 上・下』(ヨベル新書、2017 )

焚き火を囲んで聴く神の物語・説教篇

全8冊 内訳 2022年全巻完結予定(仮題含む)
新書判・192 頁〜272 頁 各巻本体1,100 円(税別表示)

❶ アブラハムと神さまと星空と ― 創世記・上 ― 〈第1回配本〉
224 頁・1,100 円ISBN978-4-909871-07-7 C0216
❷ 天からのはしご ― 創世記・下 ―    〈第2回配本〉
240 頁・1,100 円ISBN978-4-909871-20-6 C0216
❸ 栄光への脱出 出エジプト記        〈第3回配本〉
192 頁・1,100 円ISBN978-4-909871-44-2 C0216
❹ 聖なる神の聖なる民 レビ記        〈第4回配本〉
192 頁・1,100 円ISBN978-4-909871-47-3 C0216
❺ 何度でも何度でも何度でも 愛 民数記   〈第5回配本〉
❻ えらべ 、いのちを 申命記・上       〈第6回配本〉
❼ 神さまの宝もの 申命記・中        〈第7回配本〉
❽ いのち果てるとも 申命記・下       〈第8回配本〉