2022年8月8日 / 最終更新日 : 2023年1月13日 yobelinc 吉岡容子[著]少女の命・女性の命、嵐の中から新たな命 一羽の雀が撃たれ 地に落ちた時、 「あの方」も共に 地に落ちている。 ああ、それ以外、 いかなる神を私は信じ得よう。 聖書は答えの書ではなく問いの書。 疑い、問い、詰め寄り、ぶつかっていく。誰に? そう、神・あの方に。 […]
2022年7月21日 / 最終更新日 : 2024年8月10日 yobelinc 金子晴勇[著] 宗教改革と近代思想 キリスト教思想史の諸時代Ⅵ [第6回配本] 霊性(信仰)から理性(合理主義)への移行により世界の〈世俗化〉が押し進められた西洋近代。それは新しい文化創造か、それとも文化破壊への道のりであったのか。 キリスト教信仰に代わって啓蒙思想の合理主義が登場してきて、ヨーロッ […]
2022年7月21日 / 最終更新日 : 2024年9月26日 yobelinc 高橋秀典[著]心が傷つきやすい人への福音 「神を信じれば、平安で、揺れ動くこともない!」 こんな短絡と誤解に、もう苦しまなくてもいい。 〈否定的〉と言われている諸感情に振り回され、そんな自分をさらに断罪し続けるという無限ループに陥る信仰者はいないだろうか? Vu […]
2022年6月22日 / 最終更新日 : 2022年10月14日 yobelinc 大庭貴宣[著]エイレナイオスの聖霊神学 人は、神との類似性を回復し、神化を辿ってまったき存在となる! 父なる神、御子、聖霊、それぞれの位相と相互の働きについて考察し、三位一体の神が人とどのように関わってくるのか—を論ずる。異端反はんばく駁の苛烈な論戦を張りつつ […]
2022年5月24日 / 最終更新日 : 2022年8月9日 yobelinc ノーマン・クラウス著 南野浩則訳 働きかけるイエスの福音―問われる宣教の変革 教会の宣教はアガペーによる介入である! 「人に介入し、変革をもたらす」神を、なおも現代に語れるだろうか? 西洋キリスト教がもたらした強い確信に基づく絶対的真理としての福音宣教が、西洋文化の近代化プロジェクトにいかに取り込 […]
2022年5月10日 / 最終更新日 : 2022年10月4日 yobelinc 大頭眞一[著]「焚き火を囲んで聴く神の物語・説教篇(6)」えらべ、いのちを ― 申命記・上 「生きよ!」と土に息を吹きかけた神が 人生の荒野でも後を追いかけてくる。 クリスチャンは「年中工事中」。見苦しくても、穴ぼこだらけでも、神によって始められてしまったリニュアル人生の途上に変わりはない。パスター“ コウジチ […]
2022年5月10日 / 最終更新日 : 2024年11月19日 yobelinc 大貫 隆[著]ヨハネ福音書解釈の根本問題 ブルトマン学派とガダマーを読む 復活前と現在の「地平」が「融合」するヨハネ福音書の重奏構造を解明 ! ブルトマン、ケーゼマン、ボルンカム……錚そうそう々たる聖書学の権威による解釈でも完全に見落とされてきたのが、イエスの全時性とヨハネ共同体に吹き渡ってい […]
2022年3月28日 / 最終更新日 : 2022年6月15日 yobelinc P. T. フォーサイス[著]川上直哉[訳著]活けるキリスト 書 評 2022年7月号「本のひろば」 危機(クライシス)の時代を生きるための古典(クラシックス) フォーサイス名説教の邦訳と訳者による解説、フォーサイス神学理解の一助となるミドレイ、ケイブらの論考を併録。津波、そしてコ […]
2022年3月8日 / 最終更新日 : 2024年8月10日 yobelinc 金子晴勇[著] ルターの思索 キリスト教思想史の諸時代Ⅴ [第5回配本] 書 評 2022年6月号「本のひろば」 ルター神学を「思索」=「省察」を基点に捉えた意欲作。自己の「繊細にして感じやすい」《良心》は、アンテナ効果によって神を感得する。 良心が律法との関係に立つとき、何が良心に起こってく […]
2022年2月22日 / 最終更新日 : 2022年4月28日 yobelinc 潮 義男[著]創世記講解 下 創世記 23章〜50章 人のドラマか、神の物語か。尽きせぬ魅力を描写する。 愛する者の死と葬儀、兄弟・姉妹・親族間の確執と葛藤、故 喪失のあてどない放浪。その中で神の縦糸が個人を、世代をどう貫いているかをパノラマのように見せる。礼拝で語られた […]