2022年5月10日 / 最終更新日 : 2022年10月4日 yobelinc 大頭眞一[著]「焚き火を囲んで聴く神の物語・説教篇(6)」えらべ、いのちを ― 申命記・上 「生きよ!」と土に息を吹きかけた神が 人生の荒野でも後を追いかけてくる。 クリスチャンは「年中工事中」。見苦しくても、穴ぼこだらけでも、神によって始められてしまったリニュアル人生の途上に変わりはない。パスター“ コウジチ […]
2022年5月10日 / 最終更新日 : 2022年10月4日 yobelinc 大貫 隆[著]ヨハネ福音書解釈の根本問題 ブルトマン学派とガダマーを読む 復活前と現在の「地平」が「融合」するヨハネ福音書の重奏構造を解明 ! ブルトマン、ケーゼマン、ボルンカム……錚そうそう々たる聖書学の権威による解釈でも完全に見落とされてきたのが、イエスの全時性とヨハネ共同体に吹き渡ってい […]
2022年3月28日 / 最終更新日 : 2022年6月15日 yobelinc P. T. フォーサイス[著]川上直哉[訳著]活けるキリスト 書 評 2022年7月号「本のひろば」 危機(クライシス)の時代を生きるための古典(クラシックス) フォーサイス名説教の邦訳と訳者による解説、フォーサイス神学理解の一助となるミドレイ、ケイブらの論考を併録。津波、そしてコ […]
2022年3月8日 / 最終更新日 : 2023年11月7日 yobelinc 金子晴勇[著] キリスト教思想史の諸時代Ⅴ ルターの思索[第5回配本] 書 評 2022年6月号「本のひろば」 ルター神学を「思索」=「省察」を基点に捉えた意欲作。自己の「繊細にして感じやすい」《良心》は、アンテナ効果によって神を感得する。 良心が律法との関係に立つとき、何が良心に起こってく […]
2022年2月22日 / 最終更新日 : 2022年4月28日 yobelinc 潮 義男[著]創世記講解 下 創世記 23章〜50章 人のドラマか、神の物語か。尽きせぬ魅力を描写する。 愛する者の死と葬儀、兄弟・姉妹・親族間の確執と葛藤、故 喪失のあてどない放浪。その中で神の縦糸が個人を、世代をどう貫いているかをパノラマのように見せる。礼拝で語られた […]
2022年2月22日 / 最終更新日 : 2024年2月14日 yobelinc 山口 雅弘[著]ガリラヤに生きたイエス いのちの尊厳と人権の回復 書 評 “ ガリラヤ” を抜きにしては イエスもキリスト教もない イエスが生まれ育ち、民と共に暮らし、「神の国運動」の場となった「ガリラヤ」、その地に焦点を当てて聖書を捉え直す渾身の「キリスト教解体新書」。〈歴史のイエ […]
2021年12月27日 / 最終更新日 : 2022年3月15日 yobelinc 長田栄一[著]新約聖書の世界 愛と真理の言葉に聴く 書 評 2022年4月号「本のひろば」 イエスが、使徒たちが、現代に語る。 『旧約聖書の世界』に続く新約編。福音書、使徒行伝、手紙、黙示録の4 部からなる新約聖書を、平易かつコンパクトに、全体像がわかるよう配慮して解説。 […]
2021年11月10日 / 最終更新日 : 2022年4月12日 yobelinc 早坂文彦[著]「洗礼」 をめぐって 今日聖書はなにを語っているか 書評 2022年5月号「本のひろば」 洗礼そのものは救いをもたらさない。まして教会加入の儀式などではない。 洗礼を受ければクリスチャンとされ、教会の陪餐会員となる。洗礼をこのような権利と義務へ制度化してきた教会のあり方を […]
2021年11月10日 / 最終更新日 : 2022年3月24日 yobelinc 2021 ケズィック・コンベンション説教集 わたしたちの希望 書 評 2022年4月号「本のひろば」 キリスト新聞WEB版 今、なぜ、あえて希望を語るのか。どんな根拠に基づくものなのか。 日本ケズィック・コンベンション、記念すべき第60 回大会は、ネットでのオンライン開催をはじめ、 […]
2021年10月22日 / 最終更新日 : 2023年11月7日 yobelinc 金子晴勇[著]キリスト教思想史の諸時代Ⅳ エラスムスと教養世界[第4回配本] 盟友ルターとの対決で知られる稀代の人文主義者。その計り知れない知性の泉を、主著を足がかりに広汎に探る。 エラスムスの神学の基礎にある信仰について述べておきたい。エラスムスの神学の基礎には『エンキリディオン』や『痴愚神礼讃 […]