原 野百合［著］ベツレヘムの星 Ⅱ

戦火の中で独り生き残り、
燃えさしのマッチのように救われたのは何故か？

「ベツレヘムの星」と呼ばれた一枚のカードを基点に、戦災孤児、樫村和夫の歩みとキリスト教との関わりが丁寧な筆致で描かれ、戦後日本のキリスト教史が市井の一個人の視点から語られた書！

《前編》　ベツレヘムの星　Ⅰ　あらすじ
１　深い霧の中から出て
２　考える葦として
３　闇の中から光へ
４　新しい人としての出発─洗礼式
５　深い愛に支えられて
６　外れたもくろみ
７　新しい出会い
８　心の友との別れ
９　戦争孤児を助けた人─沢田美喜
10　わだつみのこえ
11　思いもよらぬ二重の祝福
12　山の麓に友を訪ねて
13　ベツレヘムの星の導き
14　わたしが示す地へ
15　神の秘めたもうところにかくれ
16　人に従うより、神に従う
17　出発の日……神共にいまして
参考文献

著者略歴
茨城キリスト教短期大学、日本クリスチャンカレッヂ卒業後、太平洋放送協会勤務、現在、
日本福音キリスト教会連合 八郷キリスト教会牧師夫人。
主な著訳書：
『ベツレヘムの星』（2020）、『私のハットフィールド』（2021、以上ヨベル）
『十代の子どもの心を理解するために』（共訳）、『オネシモ物語』、『喜びあふれるパートナーシップの秘訣』、『女性が信じる40 の嘘』、アンドリュー・マーレー『聖潔』（以上いのちのことば社）、ジョン・マッカーサー『聖書に登場する12 人の非凡な女性たち』（2017、ヨベル）他