川上直哉[著]私の救い、 私たちの希望  ボッシュ『宣教のパラダイム転換』を被災の地で読む

川上直哉[著]私の救い、 私たちの希望  ボッシュ『宣教のパラダイム転換』を被災の地で読む

四六判並製・264 頁・本体1,800 円+ 税 

ISBN978-4-911054-33-8 C0016

牧師カワカミ・ナオヤ、
現場から神学する!

「選択を迫り、その結果次第で、その人との関係を切るかもしれない」という「今までの伝道・宣教」とは違う何かを探さなければ。「人数が少ないこと」が問題なのか。むしろ「人数を求めること」が問題なのではないか。

私の救い、私たちの希望(第1回)宮城石巻読書の集い
パラダイムを貫く共振
私の救い、私たちの希望(第2回)宮城石巻読書の集い
教会の外にいる人の言葉で、福音を語りなおす
私の救い、私たちの希望(第3回)宮城石巻読書の集い
「神は、偏在する」。
東北で聖書を読むことの意味
私の救い、私たちの希望(第4回)宮城石巻読書の集い
なぜ私たちは宣教するのか、礼拝に生きるのか

私の救い、私たちの希望(第5回)宮城石巻読書の集い
東北キリシタンの成功そして消滅の姿から

私の救い、私たちの希望(第6回)宮城石巻読書の集い
現場から聖書を読み、宣教を見つめる。
「東北ヘルプ」掲載記事から
釜石から ―「 街の牧師」として:髙橋夫妻インタビュー「東北ヘルプ」掲載記事から
「街の牧師」の可能性― 釜石と熊本から
【書評再録】
P・T・フォーサイス 川上直哉[訳著]活けるキリスト 
―― 『活けるキリスト』の現代的意味 
不器用な人びと   大頭眞一氏

川上直哉(かわかみ・なおや) 

1973年、北海道に牧師の息子として生まれる。神学博士(立教大学)・牧師(日本基督教団正教師)。

宮城刑務所教誨師、宮城県宗教法人連絡協議会常任幹事、仙台白百合カトリック研究所客員研究員、東北学院大学非常勤講師、仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク(NPO法人「東北ヘルプ」)代表、食品放射能計測プロジェクト運営委員長、世界食料デー仙台大会実行委員長。

2018年4月〜日本基督教団石巻栄光教会主任担任教師。(2024年7月31日現在)

主な著訳書:『日本におけるフォーサイス受容の研究:神学の現代的課題の探究』(キリスト新聞社、2012)、『食卓から考える放射能のこと』(共著・いのちのことば社、2013)、『被災者支援と教会のミニストリー』(共著・いのちのことば社、2014)。『被ばく地フクシマに立って ― 現場から、世界から』(ヨベル、2015)、『ポスト・フクシマの神学とフォーサイスの贖罪論』(新教出版社、2015)『震災と市民2 支援とケア』(共著・東京大学出版会、2015)『東日本大震災と〈復興〉の生活記録』(共著・六花出版、2017)『被災後の日常から ― 歳時記で綴るメッセージ』(ヨベル、2018)、『東日本大震災と〈自立・支援〉の生活記録』(共著・六花出版、2020)、フォーサイス『聖なる父 ― コロナ時代の死と葬儀』(ヨベル、2020)フォーサイス『活けるキリスト― 「活けるキリスト」の現代的意味』(ヨベル、2022)、『東北キリシタン探訪』(共著・教友社、2024)