大頭眞一[著] 「焚き火を囲んで聴く神の物語・説教篇」天からのはしご― 創世記・下
大頭眞一[著]
「焚き火を囲んで聴く神の物語・説教篇」天からのはしご― 創世記・下
YOBEL 新書061
新書判・224 頁・定価1,100 円+ 税
ISBN978-4-909871-20-6 C0216
書 評
ゲオルギイ 松島雄一(大阪ハリストス正教会司祭)
本著は「創世記」が私たちに教えようとしているのは何なのかを説明するだけの本ではありません。そういう本なら他にもあるでしょう。本著は何よりも、愛するお嬢様に突然先立たれた大頭先生とそして奥様が、神さまの愛への信頼へと、耳を傾ける者一人ひとりをまるで抱きしめるように、招いて下さっている「生きた言葉」なのです。([第1巻書評]本のひろば2020 年9 月号より)
上沼昌雄(聖書と神学のミニストリー代表)
神の物語は、あまりに淡々と記されていてどうしてなのかと思わされる場面が多々あります。それでもそれを語る牧者がその物語にどのように導かれて語っているのかは、聴衆は見逃しません。神の物語の中で説教者自身が生かされていることが分かり、会衆もその物語に導かれるのです。(本文より)
大頭眞一(明野キリスト教会牧師)
コロナやアフター・コロナの時代には福音はちっそくするしかないのか。もちろん、そんなことはありません。時代が暗ければ暗いほど、夜明けが遠ければ遠いほど、福音の鐘は鳴り渡ってやむことはありません。「主イエスは来られたのだ。贖いは成し遂げられたのだ」と。(あとがきより)
主な目次
大頭眞一牧師に「贈る言葉」
北海道大学大学院特任教授 千葉 惠
⑫ 神さまのうしろ姿を見たハガル
⑬ 笑うアブラハム
⑭ 神さまの友、アブラハム
⑮ アブラハムの二度めの失敗
⑯ イサクとイシュマエル
⑰ ひとり子さえ惜しまないで
⑱ 神さまに喜ばれる結婚
⑲ 天からのはしご
⑳ 祝福の秘訣
㉑ 誘惑に陥らないために
㉒ 絶望しないために
解 説 聖書と神学のミニストリー代表 上沼昌雄
著者プロフィール:大頭 眞一(おおず・しんいち)
1960 年神戸市生まれ。北海道大学経済学部卒業後、三菱重工に勤務。英国マンチェスターのナザレン・セオロジカル・カレッジ(BA、MA)と関西聖書神学校で学ぶ。
日本イエス・キリスト教団香登教会伝道師・副牧師を経て、現在、京都府八幡市の明野キリスト教会牧師、関西聖書神学校講師。
主な著書:
「焚き火を囲んで聴く神の物語・説教篇」アブラハムと神さまと星空と ― 創世記・上
『聖書は物語る 一年12 回で聖書を読む本』(2013、2019 6)、
『聖書はさらに物語る 一年12 回で聖書を読む本』(2015、20194)
共著:
『焚き火を囲んで聴く神の物語・対話篇―大頭眞一と焚き火を囲む仲間たち』(以上ヨベル、2017 在庫僅少)、「焚き火を囲んで聴く神の物語」(『舟の右側』2016 年1月〜12 月まで連載、地引網出版)
主な訳書:マイケル・ロダール『神の物語』(日本聖化協力会出版委員会、2011、2012 2)
マイケル・ロダール『神の物語 上・下』(ヨベル新書、2017 在庫僅少)