デービッド・ワトソン&ポール・ワトソン[著]全信徒祭司の教会を建てあげるイエスの弟子へのひろがりを求めて

デービッド・ワトソン&ポール・ワトソン[著]
全信徒祭司の教会を建てあげるイエスの弟子へのひろがりを求めて

訳 者 ― 松村 隆 / 監 修 ― 福田 崇

A5 判変形・304 頁 本体 1,800 円 + 税 
ISBN978-4-911054-39-0 C0016

生活のすべての場所で聖霊の働きに拠りながら、できる限り非宗教的であろうと努力する。宗教は否定されるが、真に霊的な人に人々は惹きつけられる。スモールグループをベースにした弟子づくりから始まる刷新されたイエス運動、その全貌。

第一部 弟子を育てる人の考え方

第一章 弟子を育てる人は、失敗によって
教えられた教訓を受け入れて前に進む

第二章 弟子を育てる人は、福音の本質を
明らかにし、決して文脈化しない

第三章 弟子を育てる人は、自分たちの宗
教の複製を移植するのではなく、福音を
植えつける

第四章 弟子を育てる人は、教団名が付いて
いる教会のビジョンや団体そのもののた
めに、主の大宣教命令を達成することがい
かに困難かということを認識している

第五章 弟子を育てる人は、弟子を育てるた
めの戦略が、地域コミュニティの組織に
よって決定されることを認識している

第六章 弟子を育てる人は、注意深くしてい
ないと、自分の文化や母国の教会での習慣
が、弟子を育てる働きにマイナスの影響を
与えることに気づいている

第七章 弟子を育てる人は、従順に生きるこ
との重要性を理解している

第八章 弟子を育てる人は、改宗者を得よう
とするのではなく、弟子を育てる

第九章 弟子を育てる人は、信仰者の祭司職
の重要性を理解している

第二部 弟子を育てる人の実際の働き
第十章 弟子を育てることについて戦略的、戦術的に考える

第十一章 弟子を育てる弟子になる

第十二章 祈り

第十三章 失われた人に関わる

第十四章 「平和の子」を見つけ出す

第十五章 ディスカバリー・グループ

第十六章 教会を建てあげる

第十七章 リーダーシップ

第十八章 メンタリング

訳者 松村 隆(まつむら・たかし)  

1952 年東京生まれ。埼玉県浦和市の教会学校に行ったのがイエスキリストとの出会いの始まり。埼玉県立浦和西高校、明治大学を経て聖書神学舎に学ぶ。神学生の2年生の時に日本ウィクリフ聖書翻訳協会が開催した夏期言語学講座に参加し、聖書翻訳宣教に導かれる。1978 年3月美知子と結婚。厚木福音自由教会牧師。1983 年テキサス州立大学修士課程修了。1984 年より、インドネシア、パプア州に派遣され、イラルトゥ語族(約4,000 〜5,000 人)に派遣され、文字作成、文法分析を経て聖書翻訳に着手。ビザの困難や病気による帰国、児玉福音自由教会牧師などを経て、2013 年11 月イラルトゥ語の四福音書と使徒の働きを出版。2014 年行田カベナント教会のぞみ園グループホームで働く。
2015 年から川口中央福音自由教会の協力牧師となり、2019 年1月より責任牧師。

監修 福田 崇(ふくだ・たかし)  

1946 年東京生まれ、高校1 年の時、Hi-b.a. の働きを通して信仰に。リーダースダイジェストに載っていた聖
書翻訳者の働きの記事を読み関心を持ち、米国ウィクリフに問い合わせる。高校3年の時、宣教教会で受洗。東京学芸大学1年の時に、ガリずりの「聖書ほんやく」誌を発刊。1968 年、大学3年の時に、日本ウィクリフ創設にかかわり、書記に就任する。翌年から、Hi-b.a. のスタッフとして奉仕。
1973 年国際ウィクリフのメンバーとなり、75 年日本で、夏期言語学講座を開始、後に責任者。76 年、聖書神学神学舎卒。宣教教会で教職按手を受けフィリピンに赴任。77 年、東ボントク聖書翻訳プロジェクトに参加。84 年バーリグ語プロジェクトに転任。日本ウィクリフ総主事、国際ウィクリフ理事、国際ウィクリフアジア大洋州地区総主事を歴任。2011 年、世界ウィクリフ同盟霊的大使を経て、現在、日本ウィクリフ「聖書活用・宣教協力」担当。