田矢廣司[著]遠藤周作が森田ミツに語らせた神学

田矢廣司[著]遠藤周作が森田ミツに語らせた神学

四六判・192頁・本体 1,700 円+税
ISBN978-4-911054-87-1 C0016

森田ミツは『わたしが・棄てた・女』のヒロインであるばかりでなく、遠藤文学に様々な形をとりながら繰り返し立ち現れてくる。そこに作家のキリスト教信仰が到達した独自の神学が内包されているのではないか ― との視点から考察された意欲的論考。説教4編付き。

森田ミツは関わった人を、最後まで見捨てることはない。そのことがミツに不幸を背負わすことにもなるが、関わった人間は、ミツの記憶を通して、禍根を残し、新しくされる希望が与えられる。このことから、イエスの死から逃げずに、見届けたのは女たちであったということを思い起こすのである。(本文より)

田矢廣司(たや こうじ)
1948年11月東京生まれ。
東京薬科大学大学院薬学研究科修士課程修了後、2013年まで製薬会社で新薬開発研究に従事。定年退職後調剤薬局にて薬剤師として2025年4月まで勤務。
1974年:薬剤師/2000年:博士(薬学)(昭和薬科大学)/2004年〜2008年:九州バプテスト神学校(牧師コース修了2015年~2018年:関西学院大学神学部、大学院神学研究科(聴講)/2018年~現在:桃山学院大学(聴講)
信仰歴:1968年12月バプテスマ(日本バプテスト連盟 恵泉バプテスト教会)以来日本バプテスト連盟の教会(静岡、奈良、堺)で教会生活を守る。
2017年クリスマス礼拝よりバプテスト教会を離れ、日本基督教団 聖天伝道所(現:聖天聖書集会)で礼拝を守る。
2019年春 バプテストの信仰に立っていることに気づかされ、再びバプテスト教会に戻り現在は教籍をバプテスト教会に置き、聖天聖書集会の礼拝に出席。