基督教共助会100 周年記念:恐れるな、小さき群れよ ―基督教共助会の先達たちと森 明

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基督教共助会100周年記念
恐れるな、小さき群れよ
基督教共助会の先達たちと森 明

飯島 信/井川 満/片柳榮一責任編集 
発行所:基督教共助会出版部

四六判・288 頁
本体1,300 円
ISBN978-4-909871-02-2 C0016

書   評

 

 


「キリスト教の根本は友情である」(森 明)
森 明が病身の身で興し、100 周年を迎えた基督教共助会。戦前・戦時下を、 ただ“ キリストに賭けて” 生き抜いた共助会先達の信仰の篤き消息を 『共助』誌に訪ね求めた珠玉の選集。

基督はいつも淋しき人の友である。淋しい処へ往き給う。基督の路は、だから此の様な淋しい処ところに在る路である。城外の灰捨所のある辺あたりに下り往く路である。十字架への路である。基督に負われ、基督と共に往かざるを得ない光栄と苦しみとを同時に心に感ずる私達は、今もこの路を歩まねばならない。(沢崎堅造「曠野へ」より)

内容

刊行にあたって   飯島 信
前書き   片柳榮一
第一部
・森  明  「涛声に和して」
・高倉徳太郎 「『涛声に和して』を読む」
・石原 謙  「森 明氏の選集を手にして」
・山本茂男  「森先生を始めて識りし頃」(1934)
・山田松苗  「森先生の追憶」(1944)
・本間 誠  「ある主に在る友に」(1933)
・奥田成孝  「魂の人 森 明先生」(1944)
・小塩 力  「断片三つ ― たよりにかへて」(1938)
・浅野順一  「書斎の先生」(1933)
・浅野順一  「基督論に関する森先生の手紙」(1935) 
・山本茂男  「故森寛子刀自」(1943)
第二部
・本間 誠  「秋」(1933)
・山本茂男  「年頭の祈願」(1934)
・奥田成孝  「京都支部創立満十年を迎ふ」(1934)
・福田正俊  「神と人間の意志」(1934)
・浅野順一  「旧約聖書の神観」(1935)
・原田季夫  「クリスマス一感想」(1936)「恩寵の一里塚」(1941)
・山田松苗  「主イエス・キリストを衣よ」(1939)
・小塩 力  「昏こんかい晦のうちに動くもの」(1941)
・森 有正  「イエスと学者達」(1942)
・沢崎堅造  曠野へ⑴⑵⑶(1944)
・      「新の墓にて」(1944)
解  題  片柳榮一/あとがき  
井川 満/年  表

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