宮村武夫著作 4 福音の力と事実 テサロニケ人への手紙第一・第二、ガラテヤ人への手紙、ペテロの手紙第一
宮村武夫著作 全8巻[第7回配本]
宮村武夫著作 4
福音の力と事実
テサロニケ人への手紙第一・第二、ガラテヤ人への手紙、ペテロの手紙第一
編集委員長:永田竹司, 賛同人会長:廣瀬 薫
四六判・328頁・定価1,800円+税 ISBN978-4-946565-53-3 C0316
日本キリスト教会引退教師 池永倫明
はじめに、畏友宮村武夫牧師を筆者が尊敬するのは、ひとえに彼が優れた福音説教者、牧会者である一点であって、そのほかのことではない。・・・・・・宮村武夫牧師は、教会・キリスト者とは「主イエス・キリストを首(かしら)として生きる群れである」と、基本的に考えておられ、そこに立って生きているなら、どんな教派のキリスト者とも、主を首(かしら)とする者同志の交わりを実践し、大変エキュメニカルな姿勢を持ち、胸襟を開いて語り合い、信仰の交わりをする牧師であった。(巻頭言より)
聖契神学校校長/鶴見聖契キリスト教会牧師 関野祐二
宮村師は「私が徹底的に愛されたことを、今度は私が徹底的に愛することで伝えたい。それを私は関野校長にしたつもりだ」と語った。・・・・・・宮村師を見ていると、無防備というか、リスクを顧みないというか、子どものような危うさと素直さで人とかかわり、「徹底的に愛する」人生に徹している。人間的な物差しでは、決して成功者の生き方とは言えまい。不用意に近づくのはこちらも火傷をしそうで怖い。しかし、その宮村焚き火の輻射熱には当たっていたい。調子が良すぎるだろうか。(巻末エッセイより)