良く生きる手がかり⑩ 羽仁もと子著作集「信仰篇」3
廣瀨 薫著
A5判・128頁・1000円(税別)
ISBN978-4-907486-44-0 C0016
著者略歴
牧師。日本同盟基督教団正教師。同教団理事長。
東京キリスト教学園(東京基督教大学)理事長。
自由学園明日館公開講座講師。
恵泉女学園理事。
日本キリスト教連合会常任委員。
東京都宗教連盟理事。JTJ宣教神学校講師。
IMCJ代表(https://www.imcj.org インターネット・ミッション・チャペル・ジャパン)
プロフィール 1956年新潟県出身。東京大学工学部都市工学科卒。
大学時代、国立キリスト教会にて信仰を持った。
建設会社に8年間勤務の後、東京基督神学校に学ぶ。
上大岡聖書教会(横浜)で5年、多磨教会(東京)で14年牧会。
元一級建築士、囲碁3段。モットーは「暮らしは低く、想いは高く」
「思想しつつ 生活しつつ 祈りつつ」
湊 晶子先生(広島女学院院長・学長)推薦!
自由学園の教育理念、「思想しつつ 生活しつつ 祈りつつ」は、今日の日本の教育においてますます重要になっていると思います。日本のキリスト教学校の建学精神には「キリスト教に立脚した人格教育」と明記されていますが、羽仁もと子先生が言われる「生活しつつ」の視点が欠落しがちです。聖書の言葉が、生き方にまで展開されなければ人を変え、社会を変革するところまで行きません。廣瀨薫先生は『良く生きる手がかり』に於いて、常に3つの質問で対応し、最後は「自分への問いかけ」で終わっておられます。まさに、今日最も必要とされる「生活しつつ」に到達する大切な質問です。
……まさに、羽仁もと子先生の「思想しつつ 生活しつつ 祈りつつ」を現代に根付かせたいのです。後4年で自由学園は100周年を迎えます。『良く生きる手がかり』が用いられて、聖書の生き方が全生涯を生かす手がかりとして生活の中に根付くようにと願って止みません。