信仰とは何か? ― ヘブライ人への手紙に徹して聴く

20160411齋藤孝志[著] 
YOBEL新書036 新書判・312頁 本体1,000円(税込)
ISBN978-4-907486-31-0

第11章1~3節:文語訳
それ信仰は 望むところを確信し、 見ぬ物を  眞實とするなり。 古への人は之によりて證せられたり。
信仰によりて我等 は、もろもろの世界の神の言にて造られ、 見ゆる物の顯るる物より成らざるを悟る。

「信仰によって」とはどうあることなのか!? 預言者・大祭司・王であるキリストの仲保によって得られる新約の恵みを旧約との連関から説くヘブル書に「徹して聴く」。そのただ中から、苦難にあろうとも信仰によって生きることの意義が克明に描き出されてくる。

目次紹介
まえがき
わたしとヘブル書―推薦の言葉に代えて― 小林重昭
御子による神の天地創造(一章1~4節)
御子は天使にまさる(一章5~14節)
この大いなる救い(二章1~4節)
すべての人のために死んでくださったイエス(二章5~9節)
イエスの兄弟―キリスト論(二章10~18節)
イエスはモーセにまさる(三章1~6節)
誰が神の民の平安を得るか(三章7~19節)
神の安息(四章1~11節)
大祭司に任命されたキリスト(五章1~10節)
大人のクリスチャンになりなさい(五章11~14節)
キリストの教えの初歩を離れて、
偉大なメルキゼデクの祭司職(七章1~14節)
新しい祭司イエス・キリスト(七章15~25節)
大祭司キリストの卓越性(七章26~28節)
さらに優れた大祭司(八章1~6節)
古い契約と新しい契約(八章7~13節)
古い契約時代の聖所(九章1~5節)
永遠の贖い(九章6~14節)
契約の血(九章15~22節)
完全ないけにえ(九章23~28節)
実物の影としての古い秩序(一〇章1~7節)
神の右の座に着いた大祭司(一〇章8~18節)
神に近づく新しい道(一〇章19~25節)
第四の警告 故意の背教(一〇章26~31節)
忍耐の勧め(一〇章32~39節)
昔の人々の信仰 Ⅰ(一一章1~6節)
昔の人々の信仰 Ⅱ(一一章7~12節)
昔の人々の信仰 Ⅲ アブラハムとサラの信仰(一一章13~22節)
昔の人々の信仰 Ⅳ モーセの信仰(一一章23~31節)
他の信仰者の例(一一章32~40節)
主による鍛錬(一二章1~13節)
聖よめられることを求めよ(一二章14~24節)
天からの声を拒まないように注意せよ(一二章25~29節)
兄弟としていつも愛し合いなさい(一三章1~8節)
神にささげるキリスト者のいけにえ(一三章9~17節)
結びの言葉(一三章18~25節)
あとがき/参考文献/書評再録

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