小林重昭[著]三要文講解 ― 十戒・主の祈り・使徒信条

小林重昭[著]三要文講解 ― 十戒・主の祈り・使徒信条

A5 判上製・500 頁・本体2,800 円+ 税
ISBN978-4-911054-54-3 C0016

キリスト教信仰の3 つの柱とも言うべき「三要文」を、教理・教義の硬い枠組みとしてではなく、日々の暮らしの中に優しく溶け込んでいく神の愛の多彩な使信として語らんと欲す―。2023 年に81 歳の生涯を終えた牧師小林重昭が遺した珠玉の説教集。51 年に亘る伝道者生涯で説教に5回取り上げたのがこの「三要文」だった。

推薦文 東京聖書学院院長 錦織 寛氏

この説教集は川崎ホーリネス教会の会衆への温かいまなざしにあふれている。心がぽかぽかしてくる。神学書ではない、説教集ならではの聞き手への目線がある。小林重昭先生のことを知っている人は誰でも、先生の温かい笑顔を思い出すだろうし、説教集を読みながら、先生の語り口調を思い出すことだろう。先生はとても穏やかな人柄だったし、また微笑みを絶やさない牧師だった。痛みがなかったとは思わないし、多くの苦悩も負ってこられたことだろう。しかし、どこまでも主を愛し、教会に仕えていかれた。

著者紹介 小林 重昭(こばやし・しげあき)

小林 重昭(こばやし・しげあき)
1942 年  埼玉県庄和町(現春日部市)生まれ。
1966 年  日本大学法学部卒
1966 年  旗の台キリスト教会で受洗
1972 年  東京聖書学院卒
1972 年  旗の台キリスト教教会副牧師就任
1973 年  府中キリスト教教会主任牧師就任
1974 年  荒牧 恒子と結婚
1987 年  川崎キリスト教教会主任牧師就任
2019 年  隠退 その後名誉牧師として教会に仕える
2023 年10 月 召天
・2011 年2 月7 日 アジア神学大学院から学位論文「日本ホーリネス教団(教会)の宣教の歴史とその展望— 提言・終末論的共同体( 聖霊共同体) としての教会形成」により Doctor of Ministry 授与
・日本ホーリネス教団 教団委員 伝道局長歴任
・東京聖書学院後援会役員