中井珠惠［著］スピリチュアルケア 入門篇

「スピリチュアル系、ですか」
「いわゆる“ スピ系” 女子?」

よく聞かれるんだけれど…、ちょっと違う、
否、かなり違う。スピリチュアルケアって?

患者さんが「神も仏もない」とおっしゃれば「ほんまにどこにいるんでしょうね」と答える―。
ケアする者とケアされる人の世界が限りなく擦り合わされ、人知を越えたものを共有すらできる現場、スピリチュアルケアの最前線で働く一キリスト者が語る宗教、牧会、痛み、たましいといのちの輝き。

気になるポイントを本書でチェック
・キリスト教と牧会ケアの関係は?　その歴史は?
・スピリチュアルペインって、いったいどんなこと?
・信仰者は苦しみに遭っても確信が揺るがないか?
・宗教を信じないと、死は乗り越えられないのか?
・宗教的ケアとスピリチュアルケアは、どう違う?
・ケアする人間自身がケアを受ける側に回ったら?
・スピリチュアルケアについてもっと知りたい、学びたい
・自分の職業としてケアの現場に立つことを考えている
・教会やキリスト教の現場で最新ケア理論を活かしたい
……という人、必見の書!

著者略歴

中井珠惠（なかい たまえ）
1972 年京都市出身。関西学院大学神学部 卒業、関西学院大学大学院　神学研究科 博士課程前期課程修了。
Church Divinity School of the Pacific/Graduate Theological Union修了(MA)、聖学院大学大学院　アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科博士課程後期課程修了。
博士（学術）、大津市民病院緩和ケア科（カウンセラー）、愛知国際病院（チャプレン・カウンセラー）を経て、現在、上智大学グリーフケア研究所非常勤講師、市立川西病院緩和ケア病棟スピリチュアルケア部門担当、はえの往診クリニック（チャプレン・カウンセラー）、スピリチュアルケア師（指導）、公認心理師